2009年01月06日
週間粧業に『2009業界トップ・メッセージ』が掲載されました。
化粧品技術産業の発展に向けて
近畿化粧品原料協会会長
岩瀬 健治
昨年は、原油高に物価高で始まり「第三次オイルショック」勃発の二〇〇八年、秋には石油高騰も収まり、サブプライム問題より派生した世界的不況が始まっております。
悪い話ばかりではなく、日本では、円高により日本からの海外旅行や物価抑制には有利であり、グローバルに見て国民所得が上がったという見方もできます。
化粧品業界におきましては昨年十月、スペインのバルセロナにて第二十五回IFSCC国際大会の開催があり、日本からのオーラル発表でアワード二点最優秀論文賞と基礎研究賞を受賞され、日本の化粧品技術の優秀さが証明され、大変喜ばしく感じております。
今年三月には横浜にてASCSが開催されますが、同時に第四回CITEが開催されます。
出展申し込みも二百社を超え海外からの出展も増え、技術発表申し込みも六十四セッションと聞いております。過去最大の化粧品技術産業展となる見込みで、化粧品メーカー様、原料メーカー及び商社の貴重な接点としての効果が上がる事を期待しております。
(岩瀬コスファ株式会社代表取締役社長)
(週間粧業2009年1月1日掲載)