2008年03月03日
化学工業日報に『体の内外から「美と健康」を』の記事が掲載されました。
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化学工業日報(2008/02/28)
体の内外から「美と健康」を
化粧品材料の総合商社である岩瀬コスファは、「美と健康」をコンセプトに、特徴ある化粧品原料と健康食品向けの原料で、体の外と中から美しさを保つ各種製品を提供している。
既存の化粧品原料では、抗酸化作用のある「白金玄水」が引き続き好調に伸びている。
一方、新規素材では、トウモロコシ由来の保湿成分「ZEMEAプロパンジオール」を安全性が高いとグリコールとして訴求する。
またUV吸収剤では真皮層までに悪影響を与えるUV-A波への関心が高まっており、光安定性の高いUV-A吸収剤の引き合いが多い。UV吸収機能と反射・散乱機能との両方の特徴を併せ持つ吸収剤「チノソープM」。配合性に優れた「ユビナールA+」。およびUV-B波を防ぐユビナールMC80を混合し、液状でハンドリングの良い「ユビナールA+B」といった製品をすすめている。
天然由来の潤い成分「N-アセチルグルコサミン」は、ヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促進する働きがある。「コスマコールOE」はシリコンとの相溶性が高く、生分解性が良好な安定性の高い油剤で、すでにクレンジングオイルなどに採用実績も出ている。
他方、健康食品向け原料では、新製品の「ACGコンプレックス」の本格販売を開始した。コラーゲン、N-アセチルグルコサミン、安定性ビタミンCを効果的に複合しており、シミ、シワ改善などの効果を訴求する。ゼリーや顆粒などの製剤ができ、美容サプリメント向けに提供していく。